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新型が出て高くなったから、旧型キックスを中古で狙いたい。そう考えている方も多いですよね。
結論から言うと、旧型P15を中古で選ぶなら、2022年7月以降の「後期」が第一候補です。e-POWERが新しくなり、4WDのX FOURも選べるからです。
ここでは、前期と後期の違い、4WD、燃費、当時の価格を数字で並べて、どの年式を狙えばいいかを見ていきます。
旧型キックス(P15)はどんな車?
P15型は、2020年6月に発売されたコンパクトSUVです。2026年6月16日で国内販売を終え、今は中古でしか買えません。
| 項目 | 旧型キックス(P15) |
|---|---|
| 国内販売 | 2020年6月〜2026年6月16日 |
| 生産 | タイ(輸入) |
| パワートレイン | e-POWER専用(発電用1.2L HR12DE) |
| 全幅 | 1,760mm |
| 4WD | 2022年7月から「X FOUR」 |
| 乗車定員 | 5名 |
出典: 日産公式サイト・ニュースリリース、自動車メディアの歴代情報。
『キックス タイ』と調べる方がいるのは、P15がタイの工場で作られていたからです。新型P16は日本の追浜工場に生産が移りました。
P15はe-POWER専用なので、ガソリンエンジンだけで走るモデルはありません。エンジンは発電のために回り、タイヤはモーターで動かします。
- 狙い目は2022年7月以降の後期(第2世代e-POWER)
- 4WDが欲しいなら後期のX FOURが候補
- 2024年6月以降はアラウンドビューモニターが全車標準
- 前期は価格が下がっているが、2WDのみ
歴代全体の流れはキックスの歴代モデル一覧で確かめられます。
前期と後期は何が違う?
P15は、2022年7月19日のマイナーチェンジを境に「前期」と「後期」に分けて考えると分かりやすいです。
| 時期 | 呼び方 | 主な中身 |
|---|---|---|
| 2020年6月〜2022年7月 | 前期 | 2WDのみ。発売時のe-POWER |
| 2022年7月19日〜 | 後期 | 第2世代e-POWER(フロントモーター100kW/280N・m)、4WDのX FOURを追加 |
| 2024年6月20日〜 | 後期(一部仕様変更後) | インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)を全車標準、特別仕様車「90th Anniversary」 |
出典: 日産ニュースリリース(2022年7月・2024年5月発表)、自動車メディア。
後期は、モーターの力が上がって加速に余裕が出たと言われます。燃費は後期でWLTC 2WD 23.0km/L、4WD 19.2km/Lです。
前期の燃費やモーター出力、当時の価格は、この記事では数字を出していません。中古車の販売店で、その車の年式のカタログ値を聞いてみてください。
『令和3年式(2021年)はどっち?』という方は、前期です。2WDだけの時期なので、4WDを探しているなら対象外になります。

- 車検証の初度登録年月が2022年7月より前なら前期
- 4WD(X FOUR)なら後期で確定
- 2024年6月以降の登録はアラウンドビューモニターが標準
- 型式は車検証の「型式」欄で確かめる
4WDのX FOURとは?
X FOURは、2022年7月のマイナーチェンジで追加されたP15の4WDグレードです。日産はこれを「e-POWER 4WD」と呼んでいます。
後輪もモーターで動かす電動の4WDなので、プロペラシャフトでつながった機械式の4WDとは仕組みが違います。「キックス リアルタイム4WD」と調べる方もいますが、P15の4WDはこのX FOURのことです。
| 後期 2WD | 後期 X FOUR(4WD) | |
|---|---|---|
| WLTC燃費 | 23.0km/L | 19.2km/L |
| 新車価格(2022年7月時) | 2,798,400〜3,018,400円 | 3,061,300〜3,281,300円 |
| 新車価格(2024年6月時) | X 3,083,300円 | X FOUR 3,346,200円 |
出典: 日産公式サイト・ニュースリリース。価格は当時の全国希望小売価格(消費税込)で、今の中古価格ではありません。
中古の価格は、年式・走行距離・色・地域で大きく変わります。当時の新車価格との差だけで判断せず、同じ条件の車を何台か並べて比べるのがおすすめです。売る側の相場の考え方はキックスのリセールバリューも参考になります。
P15とRP15の違い
『キックス p15 rp15 違い』という検索もよく見かけます。P15の4WD(X FOUR)は、型式の表記がRP15となっているとされます。
つまり、RP15は別のモデルではなく、P15世代の4WD版と考えてください。気になる車があったら、車検証の型式欄で確かめるのが確実です。
雪国で使うなら、4WDに加えてスタッドレスタイヤも欠かせません。タイヤの話はキックスのタイヤサイズと交換費用で書いています。
サイズと燃費を新型P16と比べると?
旧型と新型で迷っている方のために、主な数字を並べます。
| 項目 | 旧型P15(後期) | 新型P16 |
|---|---|---|
| 全幅 | 1,760mm | 1,800mm |
| 発電用エンジン | 1.2L HR12DE | 1.4L HR14DDe |
| フロントモーター | 100kW/280N・m | 105kW(143PS)/315N・m |
| WLTC燃費(2WD) | 23.0km/L | 25.7km/L(X系) |
| WLTC燃費(4WD) | 19.2km/L | 21.5km/L(X系) |
| 4WDの方式 | X FOUR(e-POWER 4WD) | e-4ORCE |
| 生産 | タイ | 追浜工場 |
出典: 日産公式サイト・ニュースリリース、P16は2026年6月の主要諸元表。
旧型は全幅が40mm狭いので、狭い道や駐車場では少し気がラクです。全長と全高は、この記事では数字を出していないので、カタログか販売店で確かめてください。
燃費は新型のほうが上です。ただ、中古で安く買えるなら、燃費の差より車両価格の差のほうが大きくなることがほとんどです。
『中古の燃費って、カタログどおり走るの?』と気になる方もいますよね。実際の燃費は乗り方と季節で変わるので、キックスの実燃費も参考にしてみてください。

中古でP15を選ぶ時に見ること
中古車は1台ずつ状態が違います。年式とグレードを決めたら、次のポイントで車を見ていきましょう。
- 前期か後期かを決める(4WDが要るなら後期のX FOUR)
- 予算に合わせて走行距離の上限を決める
- 整備記録簿で点検とオイル交換の履歴を見る
- リコールの対策が済んでいるかを販売店に聞く
- アラウンドビューモニターなど欲しい装備が付いているか確かめる
- 試乗して、発進時の音や警告灯が出ないかを見る
e-POWERは駆動用のバッテリーやモーターを積んでいます。保証がどれだけ残っているか、販売店の保証が付くかも聞いておくと安心です。
「キックス」と書かれた安い中古車を見つけたら、実は昔の軽のキックス(PA0型・H59A)だった、ということがあります。軽自動車は黄色ナンバーです。年式と型式を確かめてから話を進めましょう。
リコールの調べ方はキックスのリコール一覧にまとめています。
AUTECHや特別仕様車も候補に
P15にはAUTECHの設定や、2024年6月の特別仕様車「90th Anniversary」がありました。見た目や内装にこだわりたい方は、こうした仕様も探してみてください。
特別仕様車の見分け方はキックスの特別仕様車・AUTECH一覧で紹介しています。
旧型のカタログや当時の装備はどう調べる?
『旧型のカタログが見たいのに、公式サイトにはもう新型しか載っていない…』という方もいるはずです。販売を終えた車は、公式の情報が見つけにくくなりますよね。
実は、調べ方はいくつかあります。手元に気になる中古車があるなら、年式に合った資料を当たるのが一番の近道です。
- 日産公式サイトの過去モデル情報やニュースリリースで、年式ごとの変更内容を見る
- 中古車の販売店に、その車の年式のカタログや装備表を見せてもらう
- 車に積まれている取扱説明書で、付いている装備と使い方を確かめる
- 気になる装備は、実車のスイッチやモニター表示で付いているかを見る
| 確かめたいこと | 見る場所 |
|---|---|
| 年式(前期か後期か) | 車検証の初度登録年月 |
| 4WDかどうか | 車検証の型式、グレード名(X FOUR) |
| アラウンドビューモニター | ナビ画面の表示、2024年6月以降なら標準 |
| 整備の状態 | 整備記録簿 |
| 当時の価格・燃費 | 日産ニュースリリース、当時のカタログ |
ナンバーの区分にも注意したいところです。P15は全幅1,760mmなので、5ナンバー(全幅1,700mm以下)ではなく3ナンバーです。
取扱説明書の見方はキックスの取扱説明書の見方でも紹介しています。
旧型P15と新型P16、どちらを選ぶ?
最後に、旧型を中古で買うか、新型を新車で買うかの考え方をまとめます。
- 車両価格を抑えやすい
- 全幅1,760mmで少しコンパクト
- 後期なら4WDも選べる
- 価格は2,999,700円から
- 燃費と装備は新型が上
- 4WDは前後2モーターのe-4ORCE
結論から言うと、予算を優先するなら旧型P15の後期、燃費と装備を優先するなら新型P16です。
新型の中古はまだ台数が少ないので、「キックス 中古 新型」で探しても選べる車は限られます。新型の中身は新型キックス(P16)の特徴と評価で詳しく見られます。
キックス買いたいドットコム
キックスの値段、先に相場を見ておく
年式・走行距離・4WDの条件で、旧型キックスの中古車在庫を絞って見てみる
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
新型を新車で買う場合の値引きの考え方は、キックスの値引き相場と限界額を見てみてください。
よくある質問
旧型キックスはいつまで売られていましたか?
P15型は2020年6月に発売され、2026年6月16日で国内販売を終えました。今は中古でのみ買えます。
旧型キックスの燃費は?
2022年7月以降の後期で、WLTCモード 2WD 23.0km/L、4WD(X FOUR)19.2km/Lです。前期の燃費は年式のカタログで確かめてください。
旧型キックスのサイズは?
全幅は1,760mmで、新型P16の1,800mmより40mm狭いです。全長・全高は年式のカタログで確かめてください。
キックスがタイ生産というのは本当ですか?
旧型P15はタイで生産され、日本に輸入されていました。新型P16は日本の追浜工場で作られています。
P15とRP15は違う車ですか?
別の車ではなく、RP15はP15世代の4WD(X FOUR)の型式表記とされます。車検証の型式欄で確かめるのが確実です。
まとめ
- 旧型P15は2020年6月〜2026年6月16日に販売。タイ生産・1.2L HR12DE
- 2022年7月の後期で第2世代e-POWERと4WDのX FOURを追加
- 後期のWLTC燃費は2WD 23.0km/L、4WD 19.2km/L
- 中古で狙うなら後期が第一候補。2024年6月以降はアラウンドビューモニター標準
- 安い「キックス」は軽のPA0型のこともあるので型式で確かめる




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