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キックスが気になって調べてみたら、「やめとけ」「ひどい」という言葉が出てきて不安になった方も多いはずです。
結論から言うと、日産 キックスが悪く言われる理由の多くは「価格が上がった」「思ったより狭い」「グレードで質感が違う」の3つに集まります。どれも数字で見ると、自分に当てはまるかどうかがはっきりします。
この記事を読めば、その声が自分の使い方で気になるのかどうかを判断できます。
キックスが「やめとけ」と言われる理由はこの5つ
まず、よく挙がる不満を並べてみますね。ネットの声をそのまま信じるより、中身を一つずつ確かめる方が早いです。
| よく言われること | 実際の数字・事実(現行P16型) | 気になりやすい人 |
|---|---|---|
| 高い・高すぎる | 2,999,700円〜4,248,200円 | 200万円台のSUVと比べている人 |
| 狭い | 全長4,365mm・室内長1,930mm | 後席に大人を毎日乗せる人 |
| 内装が安っぽい | グレードで装備と仕上げが違う | 一番安い仕様を考えている人 |
| 高速で燃費が伸びない | WLTC高速23.8km/L(X系2WD) | 高速道路の移動が多い人 |
| ガソリン車が選べない | パワートレインはe-POWERのみ | 安いガソリン車を探している人 |
価格は2026年6月発売時の全国希望小売価格(消費税込)、寸法と燃費は日産公式の主要諸元です。
「やめとけ」の中身は、車の欠陥というより「期待と合わなかった」という話が中心です。予算・乗る人数・走る道の3つが合っていれば、大きな後悔にはつながりにくい車です。
『でも、ひどいって書かれるくらいだから何かあるんじゃ…』。そう思うのは自然です。
ただ、「ひどい」と書く人が何に困ったのかを見ると、ほとんどが上の表のどれかに当てはまります。ここからは一つずつ見ていきますね。

「高い」「高すぎる」は本当?価格を旧型と比べてみる
一番多いのが「キックスは高い」という声ですよね。これは数字で見ると、確かに上がっています。
旧型P15の2024年6月時点の価格は、X(2WD)が3,083,300円でした。現行P16のX(2WD)は3,259,300円なので、同じ名前のグレードで約17万6,000円上がっています。
| グレード(2WD) | 旧型P15(2024年6月時点) | 現行P16(2026年6月発売時) |
|---|---|---|
| X シンプルパッケージ | 設定なし | 2,999,700円 |
| X | 3,083,300円 | 3,259,300円 |
| X+ | 設定なし | 3,549,700円 |
| G | 設定なし | 3,898,400円 |
4WDまで含めると、現行の価格帯は299万9,700円から424万8,200円です。Gのe-4ORCEを選ぶと400万円を超えるので、「コンパクトSUVなのに高すぎる」と感じる方がいるのも分かります。
価格が上がった分、何が変わったのか
実は、現行P16は中身もかなり変わっています。値上がりだけを見て「ひどい」と判断するのは少しもったいないんです。
- 発電用エンジンが1.2Lから1.4L(HR14DDe)に変わった
- 第3世代e-POWERになり、フロントモーターは105kW(143PS)・315N・m
- プロパイロットが全車標準になった
- 12.3インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイが全車標準
- 4WDはe-4ORCE(前後2モーター)になった
- 全幅が1,760mmから1,800mmに広がった
『それでも予算オーバーなんだよな』という方は、Xシンプルパッケージという選び方もあります。2WDで2,999,700円と、300万円を切る仕様です。
「キックスが安い理由」も気になる方へ
反対に「キックスって安いけど何か理由があるの?」と調べる方もいます。安く見えるのは、Xシンプルパッケージの価格が目に入るからなんです。
Xシンプルパッケージは装備を絞った仕様で、メーカーオプションの選択肢も少なくなっています。中身が劣化しているわけではなく、付けられる物が少ないという意味です。
詳しい違いはキックス Xシンプルパッケージとはで比べています。
「狭い」は本当?サイズと室内の数字で確かめる
「キックスは狭い」という声も目立ちます。ここは、何と比べるかで答えが変わるところです。

| 項目 | 現行P16(2WD) | 現行P16(e-4ORCE) |
|---|---|---|
| 全長 | 4,365mm | 4,365mm |
| 全幅 | 1,800mm | 1,800mm |
| 全高 | 1,615mm | 1,610mm |
| ホイールベース | 2,655mm | 2,655mm |
| 室内長×幅×高 | 1,930×1,450×1,230mm | 1,930×1,450×1,230mm |
| 乗車定員 | 5名 | 5名 |
出典は日産公式の主要諸元です。G系はパノラミックガラスルーフ装着で室内高が1,195mmになります。
- 大人4人で長時間ドライブすることが多い
- 背の高い人が後席に座ることが多い
- 3列シートや7人乗りを期待していた
- キャンプ道具や大きな荷物を毎週積む
キックスは全車5人乗りの2列シートです。7人乗りは設定がないので、ミニバンと比べて「狭い」と言われるのは当然なんです。
一方で、全幅は旧型より40mm広がっています。横方向の窮屈さは、旧型P15より感じにくくなっているはずです。
荷室の広さは、公式のリットル数が確認できていません。メディアでは前輪駆動車で約476Lと報じられていますが、あくまでメディア公表値です。
『ベビーカーやゴルフバッグは載るの?』という方は、キックスの荷室の広さで積み方の目安を見てみてください。
「内装が安っぽい」と言われるのはどこ?
「キックスの内装は安っぽい」という声もありますよね。これは、どのグレードを見たかで印象が大きく変わります。
| グレード | 内装・装備の傾向(メディア報道ベース) |
|---|---|
| X シンプルパッケージ | 装備を絞った仕様。オプションの選択肢も少ない |
| X | 標準的な仕様 |
| X+ | アラウンドビューモニターやNissanConnect[シンプル]などが付く |
| G | パノラミックガラスルーフやワイヤレス充電器などが付く |
グレード別の標準とオプションの区分は、公式装備表で一部確かめきれていません。正確な装備は、販売店の見積もりや公式カタログで確認してみてください。
- 12.3インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイ
- プロパイロット
- 電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド
- USB TYPE-Cポート4個(前2・後2)
- アラウンドビューモニター
- ナビ・オーディオの種類
- パノラミックガラスルーフ
- 運転席パワーシート
展示車や試乗車は、上のグレードであることが多いです。カタログで一番安い価格を見て、店頭で上のグレードの内装を見ると、あとで「思っていたのと違う」となりやすいんです。
例えば、こんなやり取りはよくあります。
「この内装、いいですね。この車でいくらですか?」
「こちらはGなので、2WDで3,898,400円です」
グレードごとの質感の差は、キックスの内装を解説で詳しく比べています。
「燃費が思ったより伸びない」はどんな時?
e-POWERだから燃費がいいはず、と期待していた方ほど「意外と伸びない」と感じることがあります。実は、走る道によって数字が変わるんです。
| モード(WLTC) | X系 2WD | G 2WD | X系 e-4ORCE | G e-4ORCE |
|---|---|---|---|---|
| 総合 | 25.7km/L | 23.4km/L | 21.5km/L | 20.1km/L |
| 市街地 | 26.4km/L | 24.2km/L | 21.2km/L | 20.4km/L |
| 郊外 | 28.7km/L | 25.0km/L | 22.9km/L | 21.0km/L |
| 高速 | 23.8km/L | 22.2km/L | 20.8km/L | 19.4km/L |
国土交通省審査値です。X・X+の2WDは、メーカーオプションの組み合わせで総合25.4km/Lになる場合があります。
19インチタイヤのGや、e-4ORCEを選ぶとカタログ燃費は下がります。燃費を一番に考えるなら、X系の2WDが有利です。
e-POWERはエンジンで発電してモーターで走る仕組みです。高速道路のようにずっと一定の速さで走る場面は、街乗りほど得意ではありません。
それでも、X系2WDの高速モードは23.8km/Lあります。燃料は無鉛レギュラーなので、ハイオク車のような割高感はないですよ。
キックスをやめた方がいい人・気にしなくていい人
ここまでの話をまとめると、キックスが合うかどうかは使い方でかなりはっきり分かれます。
- 1〜2人で乗ることが多い
- 街乗りと郊外の移動が中心
- 運転支援を全車標準で付けたい
- 1,800mmの全幅でも駐車に困らない
- 7人乗りや3列シートが必要
- 予算を250万円前後に抑えたい
- 安いガソリン車を探している
- 大人4人での長距離移動が多い
『自分はどっちだろう』と迷う方は、試乗の時に後席にも座ってみるのがおすすめです。家族を乗せるなら、実際に乗る人に座ってもらうのが一番分かりやすいですよ。
似たサイズのSUVと比べたい方は、キックスとヤリスクロスの違いも参考になります。
「高い」を少しでも小さくするには
価格の不満は、買い方で小さくできる部分もあります。値引きや下取りの差は、思ったより大きいことがあるんです。
- グレードと駆動方式を先に決める
- 必要なオプションだけを書き出す
- 同じ条件で複数の販売店から見積もりを取る
- 下取りと買取の金額を比べる
値引きの目安は時期や地域で変わります。交渉の順番はキックスの値引き相場と限界額でまとめています。
実際に乗っている人の良い声と気になる声は、キックスの口コミ・評判まとめでまとめています。買ったあとに困りやすい点はキックスを買って後悔する人の共通点もどうぞ。
よくある質問
キックスは「やめとけ」と言われるほど悪い車ですか?
欠陥があるというより、価格や広さが期待と合わなかったという声が中心です。予算と乗る人数、走る道が合っていれば、大きな不満にはなりにくい車です。
キックスはなぜ高いと言われるのですか?
旧型P15のXが3,083,300円(2024年6月時点)だったのに対し、現行P16のXは3,259,300円です。e-4ORCEのGは4,248,200円になるため、高いと感じる方が多いようです。
キックスは本当に狭いですか?
全長4,365mmのコンパクトSUVで、全車5人乗りです。ミニバンと比べると狭く、同じクラスのSUVと比べると極端に狭いわけではありません。後席は試乗で座って確かめるのが確実です。
内装が安っぽいと感じるのはどのグレードですか?
装備を絞ったXシンプルパッケージは、上のグレードと比べて質感の差を感じやすい仕様です。グレードごとの装備は販売店の見積もりや公式カタログで確かめてみてください。
キックスにガソリン車はありますか?
ありません。現行P16のパワートレインは第3世代e-POWERだけです。純ガソリン車・ディーゼル・MTは設定がありません。
まとめ
- 「やめとけ」の中身は、高い・狭い・内装・燃費・ガソリン車がないの5つに集まる
- 現行P16の価格は2,999,700円〜4,248,200円で、旧型P15より上がっている
- 全車5人乗りで7人乗りはない。全幅は1,800mmに広がった
- 内装の印象はグレードで大きく変わる。店頭の車のグレードを確かめる
- 燃費を重視するならX系2WD(WLTC総合25.7km/L)が有利


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