キックスのリセールバリュー|グレード・色・年式でどれだけ違うか

キックスのリセールバリューを解説する記事のアイキャッチ

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キックスを買う前に「売る時にいくらで売れるのか」が気になる。または、今乗っているキックスを手放そうか迷っている。どちらの方も多いですよね。

結論から言うと、キックスのリセールはグレードの価格差がそのまま残るわけではない、というのが一番のポイントです。高いグレードほど売値も高くなりやすい一方で、差額はだいたい値下がりの割合と一緒に縮んでいきます。

この記事を読めば、グレード・駆動・色・年式で何が違うのかを、数字で比べながら考えられます。

目次

キックスのリセールは何で決まる?

リセールバリューは、買った時の値段に対して、売る時にどれくらいの値段が付くかのことです。日産 キックスでも、ほかの車と同じく、いくつかの条件で決まります。

条件売値への効き方自分で変えられるか
年式(何年乗ったか)一番大きい乗る年数で決まる
走行距離大きい乗り方で変わる
グレード・駆動中くらい買う時に決まる
ボディカラー中くらい買う時に決まる
装備(メーカーオプション)小〜中買う時に決まる
傷・へこみ・修復歴大きい乗り方で変わる
売る時期と売り先中くらい売る時に選べる
先に結論

キックスのリセールで、買う時に決まるのはグレード・駆動・色・装備です。売る時に差が出るのは走行距離、傷、売り先の選び方。とくに売り先は、最後の最後まで自分で選べるところです。

『リセールのいい車を選びたいけど、何年後の相場なんて分からない』。そう思う方も多いはずです。

そのとおりで、何年後にいくらになるかを言い切ることは誰にもできません。だからこの記事では、相場を決めつけず「新車価格の差が、売る時にどれくらい残るか」を計算で見ていきます。

現行P16型は、まだ中古の値動きが少ない

今の新車は、2026年6月18日に発売された現行P16型です(日産公式発表)。発売からまだ数か月なので、中古として売られた台数が少なく、年式ごとの値動きはこれから見えてくる段階なんです。

キックスの型式ごとに中古相場の見え方や値動きの違いをまとめた図解

一方、旧型P15は2020年6月から2026年6月16日まで販売されていました。こちらは中古の台数が多く、年式や走行距離で値段が比べやすい状態です。

世代型式販売時期リセールの見え方
現行P16型2026年6月18日発売発売直後で値動きはこれから
旧型P15型2020年6月〜2026年6月16日台数が多く、年式ごとに比べやすい
昔の軽のキックスPA0型(H59A)2008年10月〜2012年8月年数がたち、状態しだいの面が大きい

旧型P15の売値は、モデルチェンジで新型が出たことの影響も受けます。新型が出た直後は、旧型の値段が動きやすい時期と言われています。

旧型P15は「前期・後期・4WD」で分けて考える

旧型P15は、2022年7月のマイナーチェンジで第2世代e-POWERになり、4WD(X FOUR)も追加されました。同じP15でも、2022年7月より前か後かで中身が違うんです。

売る時は、車検証の初度登録年月と、グレード名にFOURが付くかどうかを伝えると話が早いですよ。P15の見分け方は旧型キックス(P15)を中古で買うならでくわしく見ています。

グレードの価格差は、売る時にどれくらい残る?

ここからが本題です。現行キックスの新車価格は、グレードと駆動でこれだけ違います。

グレード2WDe-4ORCE
X シンプルパッケージ2,999,700円3,349,500円
X3,259,300円3,599,200円
X+3,549,700円3,899,500円
G3,898,400円4,248,200円

出典は日産公式サイトの価格(2026年6月発売時の全国希望小売価格・消費税込)です。

いちばん安いXシンプルパッケージ 2WDと、いちばん高いG e-4ORCEでは、約125万円の差があります。この差が、売る時にどうなるかを見てみましょう。

計算例:同じ割合で値下がりしたら

下の表は、仮にどのグレードも新車価格の同じ割合で売れたとした時の計算です。実際の相場ではなく、差額の残り方を見るための例です。

新車時の差新車価格の差5割で売れた場合6割で売れた場合7割で売れた場合
X系 2WDとe-4ORCE339,900円約17万円約20万円約24万円
X+ 2WDとe-4ORCE349,800円約17万円約21万円約24万円
X 2WDとG 2WD639,100円約32万円約38万円約45万円
Xシンプル 2WDとG e-4ORCE1,248,500円約62万円約75万円約87万円

『高いグレードを買えば、そのぶん高く売れるから損しない』。そう考えたくなりますよね。

ただ、この計算のとおり、売る時に残る差は新車時の差より小さくなります。例えば、6割で売れたとすると、XとGの差は約64万円から約38万円に縮むんです。

キックスのグレードの新車価格差が売る時にどれくらい残るかの計算例をまとめた図解

「乗っている間の負担」で比べる

もう一つの見方が、買った値段から売った値段を引いた「乗っている間の負担」です。こちらも、仮に新車価格の6割で売れたとした時の計算例です。

グレード新車価格6割で売れた場合の売値乗っている間の負担
X シンプルパッケージ 2WD2,999,700円約180万円約120万円
X 2WD3,259,300円約196万円約130万円
X+ 2WD3,549,700円約213万円約142万円
G 2WD3,898,400円約234万円約156万円
G e-4ORCE4,248,200円約255万円約170万円

同じ割合で値下がりするなら、高いグレードほど負担の金額は大きくなります。もし高いグレードのほうが値下がりしにくければ、この差は縮みます。

ここが大事なところです。リセールで得をするかどうかは「上のグレードの値下がりが、どれだけゆるやかか」で決まります。それは売る時の相場しだいなので、買う前には言い切れません。

計算例の読み方

表の割合は説明のための仮の数字です。実際の売値は年式・走行距離・地域・時期で大きく変わります。自分の車の値段は、査定を取って確かめてください。

2WDとe-4ORCE、売る時に有利なのは?

e-4ORCEは、同じグレードの2WDより約35万円高い設定です(2026年6月発売時の全国希望小売価格)。

4WDは、雪の多い地域では欲しい人が多く、売る時に評価されやすいと言われます。一方で、雪の少ない地域では2WDで十分という人も多いんです。

e-4ORCEが評価されやすい場面
  • 雪の多い地域の買取店に売る
  • 冬の前の時期に売る
  • 寒冷地向けの装備も付いている
e-4ORCEの上乗せが小さくなりやすい場面
  • 雪の少ない地域で売る
  • 燃費を重視する人が多い売り先
  • 走行距離が多く、年数もたっている

燃費は、X系2WDがWLTC 25.7km/L、X系e-4ORCEが21.5km/Lです(日産公式・現行P16型)。

乗っている間のガソリン代の差も含めて考えると、選び方がはっきりします。くわしくはe-4ORCEと2WDどっち?で比べています。

色でリセールはどれくらい違う?

色の話は、売る時によく出てきますよね。一般に、白と黒は好みが分かれにくく、売る時に評価されやすい色と言われます。

現行キックスの色は全9色です(日産公式発表)。

タイプ色売る時の考え方
モノトーンピュアホワイトパール好みが分かれにくい定番色
モノトーンスーパーブラック定番色。傷や汚れが目立つと評価に響きやすい
モノトーンダークメタルグレー落ち着いた色。G系では選べない
モノトーンオーロラフレアブルーパール・クリスタルブラウン好きな人には刺さる個性色
2トーンレゾナンスブルー/スーパーブラック ほか全4色イメージカラーを含む。好みで評価が分かれる

個性色や2トーンは、欲しい人が見つかると評価されやすい一方で、売り先によって差が出やすい色です。

『好きな色で乗りたいけど、売る時に損しないか心配』。そう迷う方も多いはずです。

例えばこんな会話になりがちです。

「レゾナンスブルーが好きなんだけど、白のほうが高く売れるのかな」
「何年乗るかによるよ。長く乗るなら、好きな色のほうが満足度は高いかも」

色の差がどれだけ出るかは、時期や地域、車の状態で変わります。長く乗るつもりなら、好きな色を選ぶのも十分ありです。

色ごとの印象はキックスの色は何色ある?で一覧にしています。

売値を下げないために、乗っている間にできること

買う時に決まる条件より、乗っている間の扱いのほうが売値に効くこともあります。

売値を下げにくくするポイント
  • 点検の記録(メンテナンスノート)をきちんと残す
  • 小さな傷やへこみは、広がる前に相談する
  • 車内でたばこを吸わない。においは評価に響きやすい
  • 純正のパーツは、交換しても捨てずに取っておく
  • 取扱説明書・スペアキーをなくさない

アラウンドビューモニターやパノラミックガラスルーフは、次に乗る人も欲しがる装備です。売る時の評価につながりやすいと言われます。ただし、付けたオプションの金額がそのまま上乗せされるわけではありません。

カスタムは売る時のことも考えて

ローダウンや大きなホイールへの交換は、好みが分かれるので、売る時はマイナスになることもあります。純正パーツを残しておけば、戻してから売る選択肢が持てますよ。

売る時にいちばん差がつくのは「売り先」

ここまで見てきた条件は、売る時にはもう変えられないものが多いです。最後まで自分で選べるのは、どこに売るかなんです。

売り先よいところ気をつけたいところ
新車を買う販売店の下取り手続きが一度ですむ値引きと混ざって見えにくい
買取店1社下取りと比べやすい1社だけだと高いか分からない
複数の買取店に査定を頼む一番高い値段を見つけやすい連絡のやりとりが増える
売る時の進め方
  1. 車検証で型式・初度登録年月・グレードを確かめる
  2. 複数の買取店から査定額をもらう
  3. 新車を買う販売店に下取り額を出してもらう
  4. 一番高い査定額を手元に置いて、下取り額と比べる
  5. 金額と、引き渡しの日・入金の日を確かめて決める

下取りと買取の差の出方はキックスを高く売るには?下取りと買取の差でくわしく解説しています。年式・走行距離ごとの目安はキックスの買取相場で見られます。

今の車にいくら付くのかは、査定を取ってみるのがいちばん早いです。売るかどうか決めていなくても、数字が手元にあると判断しやすくなりますよ。

キックス買いたいドットコム

キックスの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、キックスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

買い替えでキックスの新車を考えている方は、下取り額を手元に置いた上でキックスの値引き相場と交渉の順番を読んでおくと、商談がぐっと進めやすくなります。

よくある質問

キックスはリセールのいい車ですか?

現行P16型は発売から日が浅く、年式ごとの値動きはこれから見えてくる段階です。一概には言えないので、売る時に複数の査定を取って確かめるのがおすすめです。

高いグレードを買ったほうがリセールで得ですか?

高いグレードほど売値も高くなりやすい一方、乗っている間の負担の金額も大きくなりやすいです。上のグレードの値下がりがどれだけゆるやかかで変わるので、言い切れません。

e-4ORCEは売る時に有利ですか?

雪の多い地域では評価されやすいと言われます。雪の少ない地域では上乗せが小さくなることもあります。

リセールを考えると何色がいいですか?

一般には白と黒が好みの分かれにくい色と言われます。ただ、長く乗るなら好きな色を選んでも差は小さくなりやすいです。

旧型P15はモデルチェンジで値下がりしましたか?

新型が出た直後は旧型の値段が動きやすいと言われますが、下がり方は年式や走行距離で違います。今の値段は査定で確かめてください。

まとめ

この記事の要点
  • キックスのリセールは年式と走行距離の影響が一番大きい
  • グレードの新車価格差は、売る時には値下がりの割合と一緒に縮みやすい
  • 現行P16型は発売直後で、値動きはこれから見えてくる
  • e-4ORCEは雪の多い地域で、白と黒は好みが分かれにくく評価されやすいと言われる
  • 最後に差がつくのは売り先。下取りと買取の査定を比べてから決める
キックス買いたいドットコム

キックス買いたいドットコム 編集部

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